「お店や観光地を調べるとき、GoogleマップやGoogle検索を使用した」という経験をお持ちのかたも多いと思います。Googleマップは日本で一番多く見られている地図アプリです。この日本でのスマホユーザーにっもともよく使われている地図アプリに、貴店の情報を「無料」で掲載で、「新規集客に大きく貢献できる」可能性があるわけですから、やらない手はありません。このページで、「GoogleマップやGoogle検索で表示される店舗情報をしっかり整備する考え方と、やり方」を解説していきます。
目次
Googleビジネスプロフィールの目的とは
まずはGoogle ビジネス プロフィールが何かを紹介します。
みなさんのビジネスでどのように影響するのでしょうか。
下記はGoogleビジネスプロフィールの引用です。
Google ビジネス プロフィールでは、マップや検索などの Google サービスでローカル ビジネスをどのように表示するかを管理できます。実店舗に顧客を迎え入れてサービスを提供するビジネスや、エリア限定でサービスを提供するビジネスを営んでいる方は、ビジネス プロフィールを活用すればユーザーにビジネスをアピールすることができます。Google でのオーナー確認を済ませているビジネスは、ユーザーからの信頼度が倍増する傾向があります。
https://support.google.com/business/answer/6300665?hl=ja
つまりは、
無料で顧客と交流ができて、自社のビジネスをアピールできるということです
このような話題でも、「自分のビジネスには関係ないかな」「そこまで必要ない」と思う方もいるかもしれません。しかし、Google ビジネス プロフィールの情報はビジネスオーナーが管理しなくても、以下の要素などにより、Googleが「自動的に作成」し、Google マップなどに反映しています。
- Googleがインターネットから独自に収集したさまざまな情報
- ユーザー・一般の方から投稿された情報
つまり、ビジネスオーナーが望む・望まないに関わらず、Google 検索やGoogle マップにはお店の情報が掲載されることになるのです。こうした事情から不正確な情報がGoogleの検索結果に掲載し続ける場合もあります。
Googleビジネスプロフィールからその店舗のオーナーとして、正確な情報を掲載する必要があるのです。
Googleビジネスプロフィールの初期登録の方法
Googleビジネスプロフィールを活用していくためには「Googleアカウント」が必要です。
コンサルティング実務上、できる限り店舗専用のGoogleアカウントを作成することをおすすめします。
日本在住の場合、Googleアカウントは13歳以上の人なら誰でも作ることができます。
簡単に作成できるので、ぜひ店舗専用のアカウントを作成してみてください。
アカウントの作成方法については次のページを参考に作成して下さい。
Googleビジネスプロフィールは店舗情報を公開し、PRできる場です。
この「店舗情報」を編集できるのは、以下の2種類のユーザーがいます。
1)Googleローカルガイド
2)ビジネスオーナー
「ビジネスオーナー」として、Googleビジネスプロフィールに認証されると、「投稿」機能でPRできたり、クチコミに返信したたり、自ら手配したキレイな写真を掲載したりできるようになります。
「写真」について、一般ユーザーが投稿した写真よりもビジネスオーナーが投稿した写真の方が優先的に表示されるようです。また、Googleの調査では、「Googleビジネスプロフィールでのオーナー確認が済んでいるビジネスでは、ユーザーからの信頼度が増加する傾向」(http://support.google.com/business/answer/3038063)にあるとのことです。
ビジネスオーナーの確認をまずは済ませることが重要ポイントになりますね。
以下のページから画像を参考にして、オーナー確認をしていきましょう。
オーナー確認が終わったら、さっそくGoogleビジネスプロフィールの管理画面を見てみましょう。
Googleビジネスプロフィールの管理画面に入るには、作成したGoogleアカウントを使い「https://www.google.com/intl/ja_jp/business/」にアクセスして、ログインできれば成功です。
以下の画面に切り替わると、入れたことになります。
Googleビジネスプロフィールの管理画面を初めて見たかたは、色々な情報が表示されて「どこから手を付けていいか分からない」と面食らってしまうかもしれません。しかし、操作自体は、左側のメニューから項目を選んで、「鉛筆」マークをクリックすると編集できる、というように直感的に行えるので安心してください。
Googleビジネスプロフィールで入力するべき事項を一つ一つ丁寧に見ていきましょう。
ここでは、管理画面の左側にある「情報」メニューをクリックしてもらい、以降の入力が必要な情報について図解を用いて解説していきます。
この項目は情報入力を丁寧に解説しているため、ボリュームが多いです。
そのため、別ページにまとめております。リンクから移動してください。
Googleマイビジネスを運用するにあたり、毎回Googleマイビジネスにアクセスして口コミを確認したり、変更点を確認したりするのは面倒くさいですよね。
Googleマイビジネスには、クチコミ投稿やメッセージの受信などをお知らせする通知機能があります。
Googleマイビジネスをより円滑に運用するための通知設定の方法をご案内いたします。
Googleビジネスプロフィールの管理画面から、「設定」をクリックします。
すると、右側の画面となり、通知される項目に☑が入っているはずです。
この図では初期設定でこの状態ですので、Googleからの重要情報については通知がある方が安心ですので、「重要な最新情報」の項目にチェックを入れてここでは終了になります。
よく分からなければ、全部に☑を入れておけば間違いないと思います。
Googleビジネスプロフィールの使い方
Googleは、Googleビジネスプロフィールのリスティング(店舗情報)の掲載順位を向上させるために「的確で訴求力のある写真を掲載しましょう」と述べています。
Googleビジネスプロフィールに 訴求力ある写真を掲載し、かつ写真を増やすことで、Googleマップで新規顧客と出会うチャンスが増大します。
そして名称や所在地といった一般的な項目では他店と差がつきにくいところ、「写真」はいかようにでも増やすことが出来るので、「写真」投稿に手間をかけていくことがとても重要なのです。
写真を載せる方法も重要ですので、別ページにて解説しています。
こちらを参考にしてください。
Googleビジネスプロフィールでは、店舗の情報を固定的に掲載することだけがすべてではありません。「投稿」という機能を使って、お店の「お知らせ」を発信することもできるのです。中小企業・店舗様がGoogleビジネスプロフィールを活用するとき、もっとも違いがでやすいのは、この「投稿」機能であると思います。私の回りでGoogleビジネスプロフィールを使い始める店舗様は増えてきましたが、この「投稿」機能を使ったことがない、もしくは知らないという事務所様はまだまだ多いように感じます。だからこそ、このページを見られた皆様には他店と差をつけていただきたいと願っています。
定期的な投稿により、他店と差をつける重要な項目になります。
詳しい操作方法については、次のリンクページを参考にしてください。
Googleビジネスプロフィールには「ウェブサイト」という編集メニューがあります。
Googleビジネスプロフィールにおける「ウェブサイト」は極めて簡易的なものです。
現時点では、作成できるページ数も「1ページのみ」です。もちろん、これまでホームページをお持ちでなかった事業者様にとっては良い機能だと思います。また「概要の本文」には外部ページへのリンクを張ることができるので、ウェブサイトは「既存ホームページなどへの”リンク元”」と割り切っても良いでしょう。
実は、「情報」での整理ができる場合、ウェブサイトはほぼ完成しているのです。
ここでは、それに追加的に「テーマ」「編集」「その他」の部分を追加することで完成を目指します。
自身のホームページアドレスのリンク元として活用すればいいかもしれませんね。
次のリンクページで編集する方法について解説しています。
MEO対策のやり方
MEOとは、Googleマップでの検索結果において上位表示させることを指します。
「ローカル検索」「ローカルSEO」とも呼ばれ、店舗ビジネスや地域ビジネスにおいては、Webマーケティング上の重要施策となります。
MEOはSEOと同様に、Googleのアルゴリズムによって検索結果が反映されるので、検索上位に表示させるためには「対策」が必要です。
また、MEOは店舗ビジネスや地域ビジネスオーナーの注目度も高い施策となっており、時間とノウハウがあれば、コストをかけることなく対策が可能なため、今後多くのライバルも参入してくることでしょう。
ライバル参入がある中、どうすれば上位表示されるのか、MEO対策について解説していきます。
もし、自分が「Googleマップ」や「Google検索」を使ったときによく見るのはどこを見ますか?
よく言わるのが、「ぱっと見3軒」が見られると言われています。
すなわち、店舗・事業者様は、その「ぱっと見3軒」に入るための施策を必要な限り行う必要があるのです。
しかし、私たち事業者が知り得る「正解」「完璧な方法論」はありません。でも、Google自身が「重大なヒント」を公言しています。
下記リンクは、「Google のローカル検索結果のランキングを改善する方法」について記載されているページに移動します。これを参考に、「ぱっと見3軒」に入るように努めていくのが正しい道筋であると私は確信しています。
要点だけをここで挙げておきます。
詳細なデータを入力
ビジネスのオーナー確認
営業時間の情報を正確に保つ
クチコミの管理と返信
写真を追加
つまり「お店の正確な情報を」「たくさん」入力しておくことで、Googleに検索されたときに貴店情報が出て来やすくなると述べているのです。
Googleビジネスプロフィールを「うまく使えている」というのはどういう状態でしょうか?日々ネット経由での売上が明確になるネットショップとは違い、十店舗様ではGoogleビジネスプロフィールの営業成果をダイレクトに感じるのは難しいかもしれません。例えば、
☞自社ホームページの検索順位に大きな変動がないのに、来店や電話問い合わせが増えた
☞「クチコミを見てきた」というお客様が増えた
☞投稿機能でPRした商品/サービスについての引き合いが増えた
といった動きがあったとき、それはGoogleビジネスプロフィールの成果である可能性が高いように思います。厳密には、新規のお客様に「何を見て来店に至ったのか?」をヒアリングする仕組みが必要です。ここでがまとめとして、「Googleビジネスプロフィールでやるべきことチェックリスト」のデータファイルを添付します。日々のWeb運営で参考にしてもらえると嬉しいです。